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タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

斜陽

太宰治
朝日新聞14面(読書欄)百年読書会で取り上げられていた.
ちょうど二十歳で読んだので、この辺で再読してみるのもよいかも。
不良青年の姉,かず子の独白形式で進むこの小説,最初読んだときはシビれたなあ〜.「恋と革命のために生きる」(うろ覚え)というフレーズ,カッコよすぎです.しかし,あれから15年経って,感じ方は大きく変わっているような気がする.子どもが3人もいると少女マンガみたいな人生観にはもう浸れませんぜ.