Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

ベビーカーとチャイルドシートについての覚書

背景
・我が家は車がないと生きていけない田舎.しかも,生後2ヶ月から保育所に預ける.保育所の行き帰りは車.

こういう環境の家庭に対して,育児雑誌の情報は全く役に立たないと実感し,我が家の場合を公開するのは有益だと考えてまとめてみる.こうしてみると,7ヶ月というのが一つの転機かも,と気が付く.

ベビーカー(上の子も下の子も共通)
〜7ヶ月ころまで〜
・ベビーカーは全然乗らない.特に腰が据わるまでは全く必要性を感じなかった.このころの休日散歩は抱っこ.体重が軽いのでベビーカーよりも楽.
〜7ヶ月ころから3歳まで〜
・腰が据わってからは散歩用にベビーカーを購入.B型だと使いやすいし軽くて安い.1.2万円(アカチャンホンポ)ですごく使えた.
・「24ヶ月まで」と書いてあるものを買ったけど,実際は3歳近くなったころに一番活躍した.外出中眠くなったとき,抱っこはさすがに重過ぎるのでベビーカーはお昼寝用に持ち歩いていた.このころになると眠りが深いので,クッションが悪くても体勢が悪くてもぐっすり寝てくれる.だから,安いベビーカーで十分.

チャイルドシート,上の子の場合
〜7ヶ月ころまで〜
・ベビーカーを使わない代わりにチャイルドシートは必修.平日は一日に最低2回,休日のお出かけでは10回以上は車を乗せ降ろしする.
・こういう生活には,日本製でなくアメリカ製のほうが使いやすい.我が家はEvenfloのベビーシートを購入.これは1歳過ぎたらどう考えても使えないが,すごく重宝した.クーファンを車に設置した台座に取り付けるタイプ.画像はこちら

赤ちゃんをベビーシートに寝かせたまま、お家からお車へ、車からお家への移動が可能になります。
 イーブンフローのベビーシートはお車で移動する時、お子さまを安全に守る用途のほかに屋内・外でベビーキャリアやゆりかご又はベビーラックとして日常的にお使いいただける利便性に富んだ製品です。

・このタイプのベビーシートが重宝した理由:この時期は眠りが浅く,チャイルドシートからベビーカーに移動させるときに起こしてしまうことがかなり多い.大体,この時期の赤ちゃんはほとんどの時間ネンネなのだ.親の都合で起こしたくないときに起こすのはストレスで,ここがシームレスになると,親としても赤ちゃんとしてもすごく楽だった.こんな重要なポイントが,日本のメーカーには見逃されている.軽いし,室内でも使えるし.裏技として,ショッピングセンターでは大きめのカートにシートのまま乗せられる.値段も1万円程度と安い.
〜7ヶ月ころから3歳過ぎまで〜
この時点で初めてチャイルドシートを購入.タカタの,あまり圧迫感がないもので1.2万円.空間にゆとりがあって親としては乗せやすかったが,長女は2歳過ぎで引田天功のようにチャイルドシートから脱出することを覚えた.ベルト部分に市販の(洋服用)バックルを追加して脱出できないようにするも,そのころになるとこちらの工夫の裏をかく知恵が付いていて全て駄目.結局,リーマン社のごっついのを買いなおす.また出費1.2万円.
リーマン社のはさすがに脱出できなかったが,長女は好きでなかったのだろう,あまりに泣いた.夫が単身赴任で母子家庭状態,長女の反抗期ともちょうど重なり,2歳のときは毎日毎日車に乗るたびに泣いていた.親一人子一人では,泣いているときにあやすことも出来ず,運転しながら私も泣いていた.
考えた末,この時期だけと割り切って,高速に乗るのをやめ,車での遠出をしないことにした.一時期は徒歩で通える保育所に転園も考えたが,それはあまりに面倒なのでやめた.
〜3歳から〜
夫が,ジュニアシートの利用を提案.スペック的には4歳くらいからとあったが,3歳の誕生日を過ぎたら使うことにした.体格が良かった長女にはぴったり.
現在,長女は6歳半を過ぎ,身長が120cmを超えている.ジュニアシートではきついので,もう何も使っていない.
チャイルドシート,下の子の場合
〜7ヶ月ころまで〜
上の子と同じ.全く問題なし.
〜7ヶ月ころから現在(もうすぐ3歳)〜
チャイルドシート(リーマン)使用.上の子と違って比較的機嫌よく乗っていた.が,なんとジュニアシートに2歳過ぎからデビュー.2歳になるとリーマン社のはイヤだとはっきり意思表示してきたのだ.リーマン社,人気ナシ.上の子が使わなくなったので即座に下の子に使用.明らかに使うのは早すぎたが,上の子がジュニアシートに乗っているのを見て羨ましく思ったらしい.肩,腰ときちんと3点は固定されているので,今のところ問題なし.