Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

ハードだ。

休暇を取ってはいるものの、山形生活はハードで忙しい。こう書いても大抵の人には理解されないかもしれないので若干補足すると。

まず、寺特有の仕事だが、来客応対と電話応対。電話は、今日3時間の間に10本以上あった。相手の名前を確認して正確にメモ。山形弁がきつかったりすると意味不明になるので注意が必要である。来客はなかったので、これだけでもずいぶん楽だ。お客様にはお茶をお入れして、簡単なお菓子をお勧めする。私も結婚7年目で、ようやく檀家さんの顔と名前が半分くらい一致した。さらに、来年1月10日の確定申告に向け、寺の帳簿をエクセルに入力し、収支決算。

次に、子どもたちの世話。子供を保育園に通わせるのがデフォルトの我が家なので、平日の昼間も面倒を見るのってカナリ大変。
ちなみに、娘は山形でも短期保育と称してこちらの保育園に通わせてもらっています(園長先生が親戚なので縁故入園みたいな感じ)。これでだいぶ楽。しかし、今、一番のガンは息子。食事時は「そこ、こぼした!」「椅子から落ちそう!」「鼻水!ティッシュ!」「ウンチ!」・・・エンドレスリピート。食事が終わるとホッとする。

そして、夫の祖母(86歳)の介護。これは予想外。祖母は足が不自由だが認知症とは無縁で「要介護」認定は受けていない。しかし、新しい家に移ってから慣れないせいか、風邪を引いてしまいなかなか直らない。元気だった祖母があっという間に”寝たきり風”になってしまった。祖母のお世話は義母が担当しているのだが、何せ義母はひっきりなしの来客と電話応対とを全部さばいているので、私にも慣れない介護が回ってくる。といっても勝手が分からないので、話し相手以上のことがなかなかできないのが歯がゆい。服を着せたり、体の向きを変えるのも子どもと違って大変である。

こんな感じで毎日あっという間。つくばで仕事をしているほうが体力的には楽なのだけれど、これはこれで経験の幅が広がっている気がする。

(この日記は息子が「おかあさんといっしょ」に夢中になっている間に作成。本当にTVはありがたい)

・・・そんなこんなで新居の紹介はもう少しお待ちください。