Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

Paris (1)

学会で行ったんじゃなかったの〜って突っ込みはさておき。

2回目のParisだったが、今回はずいぶん楽しめた。

ラテンのリズムに自分が乗ってきたのが楽しめた理由かも。そして、気候としては最高。暑すぎず、寒すぎず。ほとんど半そでで十分。メトロの中は暑いくらい(冷房はないのが逆に快適)。

行ったところは3つ。ムーラン・ルージュのナイトショー、モンマルトル、ルーブル美術館。これだけだけど、たっぷり観光したって感じ。

学会の懇親会をサボって行ったムーラン・ルージュ。オススメの一言。始まってすぐに夢の世界に連れて行かれるのがわかった。すごかった、特に体を張った芸が見事。女性もスタイルがよい、健康的でセクシーである。トップレスで女性が踊ることはまったく知らずにいった。同行したのが男性2人だったので、よく考えたら結構恥ずかしいことだが、その、ラテンのリズムに飲まれてしまって、わいせつとか、そういうことを考える暇がないくらい魅了されてしまった。当然、フレンチカンカンも楽しめた。まずい、パリに住み着いてしまいそう。

学会最終日は朝10:30で終わってしまったので、アメリを気取ってモンマルトルを散策。丘から市内を眺め、ダリ美術館に行った。
その後はルーブルルーブルは大きい。私はナポレオン1世戴冠式が一番のお気に入りだった。絵の大きさは6畳くらいのひろさ。そんな絵を飾れる(壁がその大きさ)場所があるのがすごい。モナリザ、ミロのヴィーナスには黒山の人だかり。所蔵品もさることながら(美術品に関して知識がないので、最後はどれも同じに見えてくる・・)美術館の建物がすごかった。広さは当然のことであるが、元王宮なので内装、調度品、使用されていた食器、絨毯など豪華絢爛、無駄に手が込んでいるというか、何を示したくてこんなに贅沢なのだろう、と見とれてため息をつくばかりだった。これらを作るのにどのくらい多くの人が搾取されていたのかと思うと、非常に切なくなる。

続きは、パリの買い物と食事とホテルなどについて書く予定。