Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

卒園式

そういえば今日は出産予定日だった。予定通りなら今頃ウンウン言っていたのかと思うと、感慨深い。しかし実際は赤ちゃんが一月半前にこの世に出て来てしまったわけで。予定は当てにならない。

しかし、このように早産だったお陰で?、長女の卒園式(長井でお世話になっていた保育園の)をこの目で見ることができた。この点では次女に感謝。

最近、涙腺が緩くてこういうイベントには弱い。卒園児入場からほとんどずっと泣いていた私。小さい子たちが一生懸命歌を歌う姿とかにめっぽう弱い。ああ、今も目がゴロゴロする。

思えば生後57日目にして仕事復帰、つくばの保育所には63日目から通った。バンザイねんねの赤ちゃんの入所は珍しがられ、長女は先生方にとても可愛がられた。

私の仕事は立ち仕事でもないし、夜勤もないし、通勤は車だし職住近接なので、一般のワーキングマザーよりずっと恵まれていて特筆すべき大変さはなかったと思う。でも夫が海外留学して母子家庭状態だったこともあったし、本当に時間がなくて自分の時間をいかにひねり出すか、仕事の効率をいかに上げるかについてはやはり苦労した。そんなことが思い出された。保育所は私にとって非常に心強く、ありがたい存在だった。

長女はかんしゃく持ちだし、お友達とも上手に遊べるほうではないけれど、夢があり、向上心があって、工作もお絵かきも大人の思いつかないような作品を創作する。そして何よりありがたいことに、すこぶる健康だ。4月から1年生。新入生25人の中では、恐らくひときわ個性的だけれど、その個性を伸ばしてくれる環境なのでは、と思っています。ひとつ欲を言うと、スキーがうまくなって欲しいな、冬は体育の授業が全てスキーなのだから。