Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

来年の準備

すでに今年は出勤しない私.職場では大掃除もないし,自分のペースで仕事納めを決められてホントありがたい.明日から山形です.

さて,来年度の育児休業について調べているうちに気がついたことをまとめておく.

まず,私は産後8週までは給料が出る.育児休業給付金がもらえるのは,産後9週目からだった.そして,予定としては平成22年3月31日まで休業の予定なので,大体10ヶ月間はこの雇用保険から支給されるお金だけが,私の収入となる.
しか〜し,収入金額が結構テキトーというか,その時々の厚生労働省の考え方で簡単に上下するっぽい,ってことを知って驚いた.ツギハギ,特例だらけな感じで分かりにくいことこの上ないが,頑張って収集した情報は以下のとおり.

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【支給対象期間】
育児休業に係わる子が1歳に達する日(誕生日の前日)の前日までの期間

【支給額】
?育児休業基本給付金   休業前賃金日額×支給日数×30%(上限126,540円/月)
上限額は年1回見直しがあります。
?育児休業者職場復帰給付金   休業前賃金日額×育児休業基本給付金の合計支給日数×20%
(平成19年4月1日以降に職場復帰された方から平成22年3月31日までに育児休業を開始された方までが対象となります。)
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・上には引用しなかったが,支給対象期間は,1歳6ヶ月までも事情があれば延長できる.あまり知られていないようだ.
・支給額に,上限があった!(ちなみに上限額はうちの職場の場合なので,あまり一般的ではないかもしれない.)
 実は(私の給料がバレるが),この上限が設けられているために支給額が月給の3割を下回ってしまうことが判明.ちょっとモチベーションが下がった.これでは,(一般に男性の方が給料が高いとされているので,)男性の育児休業取得が進まないわけだ,と納得.でも働かなくてもお金が入るのだからそれだけでもありがたいと思わなければならないのかもしれない.
 しかも,上限額が年に1回見直し,って結果はいつ,誰がどこで発表しているのだろう?一生懸命調べたがついに分からなかった.
育児休業者職場復帰給付金は,ちょっと前まで×10%だった.更新をちょっとサボっているサイトだと普通に「×10%」って書いてあるから要注意だ.
 私は平成21年5月あたりから休業開始なので,上の条件「×20%」には当てはまっている.近い将来「×30%」とかになるかもしれないが,こういう暫定的な書き方は気になった.育児休業給付金で生活を立てる場合,収入の見積もりが大事になるが,こんなに先行き不透明では心配になるなあ.

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しかし,もっと大変なことに気がついた.うちの職場は元お役所系なので,

>○旅費・立替金・小口現金等給与振込以外(郵便局の口座には振り込めません)

育児休業関連のお金が郵便局に振り込まれないのだorz.日本全国に遍く存在する金融機関は郵便局(現:ゆうちょ銀行)しかないから,育休を山形で過ごす場合はこれらのお金に手をつけられない!!これって,事実上無収入ってことではないか.恐ろしい〜

私は給料は郵便局への振込み,それ以外はJ銀行にしている.J銀行は茨城県下で最大だが,私個人の評価は最悪.ここは口座を新規開設しても「ありがとう」の一言もないし,窓口の対応も非常に悪い.一日も早く解約したいと思う日々だが,つくばで生活する限りはお世話にならざるを得ないのが悔しい(つくばには都市銀行が一つもない!).J銀行のネットバンキングも考えたが,こんな銀行に奉仕することないし,どっちみち手数料は取られるので(105円でも悔しい),仕方ないけど塩漬けかぁorz.