飯田 泰之(著),ちくま新書
最後の文章を引用:
”「何となく」とんでもない結論を受け入れてしまう前に,つまりは「納得」に到達する前に,機械的に疑いを差し挟むことが大切です.”
人間は,自分に都合のいいことが書いてある文章が好きで,自分に都合が良いことを言ってくれる人が好き.いや,全くその通り.
だから,機械的な手続きを咬ませて,思い込みを排して,整理していくのだ.どんなに疲れていても,この方法できちんと文章を読むことが出来るかどうかは,私の心がけ次第だが,努力してみたい.
筆者はとても頭のよい人だ.