Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

チャイルドシート再び

娘が3歳になり,ようやく口で言い聞かせたことを理解するようになったと思っていた.実際そういう場面も多かったが,チャイルドシートだけは別.あえてオプションでつけたバックルをきちんとはずせるようになり,再び脱出するようになった.恐ろしくて運転ができない.前回と違うのは,脱出したらチャイルドシートの上で大人しく座っていることだ.前は車内を歩き回り,一度,後ろからギアをDから2速に入れた.おそろし〜.
脱出されると,高速道路走行中は非常に怖いことが容易に予想される.サービスエリアまでそのまま走り続けるのも怖いし,路肩に止めて無理やりチャイルドシートに縛り付けるのも怖い.どうせまた脱出するだろうというむなしさを感じながら,暴れ狂う娘をチャイルドシートに押さえつけるのもむなしいし,時間の無駄である.というわけで,母娘2人だけでは当分高速に乗れないであろう.口で言い聞かせたことを理解するのは,4歳くらいかな?
こんなことで,日本のチャイルドシートメーカーはいいと思っているのだろうか?重大な事故が起きたとき,「幼児が抜け出せる構造に設計したほうが悪い」という理由で,裁判に持ち込んだら勝てるだろうか?「親のしつけが悪いからだ」と,誰が非難できようか?海外の事例はどうなのかな?