Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

娘の誕生日

ささやかにお祝いした。保育園帰りにケーキを買って帰ろうと思い,7時閉店の店を目指して急いで娘を拾って保育園をあとにする。ふと,途中に不二家が目に入ったので予定変更。
娘が自分で選んだショコラと私が選んだなめらかチーズケーキ(どちらもショートケーキ)をその場で食べる。お茶のサービスなし。ちょっとした幸せを味わった。傍から見るとつましい母子家庭のたまの贅沢という感じがたっぷりであろう・・・実際はそんなつましい生活はしてないんだけどシチュエーション的に。
本当は家で食べようと思ったのだけど,買って車に乗るとき,娘が「車の中で食べる」という。それは大変。3分くらい「家で食べよう」と説得するも3歳児がいうことを聞くわけがないし,ケーキの箱を持っているのは娘なので,今にも振り回さんばかりでそっちの方の損失が大きいと判断し,お店で食べることにしたのだった。娘もちっともこぼさず(ただしケーキを両手で持ってかぶりついているが・・・)上手に食べる。
感想:久しぶりに職場以外で甘いものを食べた。不二家上出来。うまい。そして,大きさの割に安い。不二家のケーキは「甘ったるい」というイメージがあり女性同士でお茶するときはほとんど選ばれない(私は選ばない)。が,何か変わったのかコージーコーナー化している気がした。そして,夜7時だというのに就学前の子供連れ(父はいない,母)が続々やってきた。こんな時間でも売れるんだ。今からケーキ食べるのかな?それも誕生日のようなハレの気配はない。日本は大丈夫か?と自分のことを差し置いて(だって年に1回だし)考えてしまった。