Being on the Road ! in Hatena

タイトルは沢木耕太郎「深夜特急」トルコ編の「禅とは,途上にあること」という台詞から.

ジョーズ

スティーブン・スピルバーグ=監督、1975年アメリカ(Universal)
ロイ・シャイダーロバート・ショウリチャード・ドレイファス
アメリ東海岸にある海辺の田舎町・アミティ島は、リゾート地で毎年夏には多くの観光客がやってくる。そこで、海で泳いでいた人が食い殺されたー。巨大な人食いザメ。退治に乗り出す男たちの死闘。
タイトルはものすごく有名だけどこの期に及んで初めて鑑賞。
ラスト15分が見もの。水中のジョーズ側から見たアングルも音楽も秀逸、、とにかく怖すぎる。サメは特撮で動かしているのだろうけど、どうやってこの映画撮影したんだろう。1975年だよ。
ジョーズ話法」という形式があるのは感じた。後の「ジュラシックパーク」とか「トレマーズ」もそう。パニックものだが主人公は死なないという定型がある。
ビーチが売りの観光業と人食いザメリスクの天秤にかけ方とか、新型コロナウイルス感染下では非常にリアリティがあった。サメの方が、コロナより怖いですが。
笛の音を出すとサメが寄ってくるので、静かにしておくこと。
荒くれ漁師のクイントは、第二次世界大戦中、インディアナポリス号に乗っていて原爆を空母に届ける仕事をした、というエピソード。その帰りにサメに襲われたとか。何気ない武勇伝がレベル高すぎてくらくら来る。