最近，対話とかdialogとかダイアローグとか，流行っている気がする．
しかし，どうも胡散臭くてあまり好きになれない．
その理由は「ダイアローグ」といいながら実は「予定調和モノローグ」にすぎないことが多いから．
お互い言いたい放題言い合って，「世の中いろんな考え方があるね．終わり．」なんだよね．
私が考えるダイアローグは，アウフヘーベンに近いのかなぁ．
対話の出発点は，相手の言っている論旨を理解し，整理すること．マトリックス形式で整理するのでもよいし，AさんとBさんはここが同じだけどここが違うよね，と比較形式でもよい．
こういう整理って，日本の対話集会ではほとんど見られない．私がそういう会に行っていないだけかもしれないが．
対話の技術を磨くには，どうすればいいのか．要約力とか，整理するための軸を持つこととか・・・なのかな．あとは，相手の言っていることを面白がる気持ちかな．
